2020年5月18日時点のベトナム渡航情報と今後の見通しを解説します。
日本人のベトナム渡航は停止中
3月21日の新規ビザ発給の停止以降、依然として日本人のベトナム渡航および入国は停止されています。
日本発のベトナム便は以下の運行状況です。
✈️日本発ベトナム便の運行状況
- ベトナム航空:日本路線の全区間を6月30日まで運休
- ANA:成田⇔ホーチミン・ハノイ区間を減便して運行中
- JAL:成田⇔ホーチミン・ハノイ区間を減便して運行中
- Vietjet:国際線の全区間を一時停止中
- Airasia:国際線の全区間を一時停止中
今後予想される制限緩和のながれ(独自予測)
過去の入国規制や停止の順番をかんがみて、以下の段階的な緩和を予想しております。
*あくまで自社独自の予想であり政府の公式発表ではありません。
緩和第1弾:一部のビジネスマンの入国許可
まず最初に、日本などベトナムと関係が深い国の一部の企業関係者の入国が許可される可能性があります。
- 直近の緩和状況:例外的に入国許可がおりた韓国企業143社・240人のビジネスマンがチャーター便で入国した。(14日間の隔離有り)
緩和第2弾:大使館・領事館でのビジネスビザ発給
次に、ベトナム大使館や領事館でのビジネスビザ(DN)の再開の可能性があります。現地法人から許可番号を取得できる出張者のみビザが取れます。
- 入国方法:許可番号が記載されたアプルーバルレター(招聘状)を現地法人から取得して、各国の大使館・領事館で業務ビザ申請を行う。
- 現在の規制状況:大使館でのアプルーバルレターでのビザ発給が3月19日より停止。
緩和第3弾:ビジネスビザのアライバルビザの再開
続いて、現地空港で取るアライバルビザの中でも、ビジネスビザの再開が優先される可能性があります。
- 入国方法:許可番号が記載されたインビテーションレター(招聘状)を現地法人から取得して、空港到着時に業務ビザ申請を行う。
- 現在の規制状況:業務ビザの招聘状発行が3月9日より停止。
緩和第4弾:全種ビザのアライバルビザの再開
そして、観光ビザ(DL)など全てのアライバルビザの再開の可能性があります。
- 入国方法:許可番号が記載されたインビテーションレター(招聘状)を現地法人から取得して、空港到着時に観光ビザなど各種ビザ申請を行う。
- 現在の規制状況:観光ビザの招聘状発行が2月26日より停止。
緩和第5弾:無査証入国許可の再開
最後に、一般旅行者向けにノービザでの入国が許可される可能性があります。
- 入国方法:査証免除制度を利用して、観光目的に限りノービザで14泊の滞在が可能。
- 現在の規制状況:3月21日より日本人及び全ての外国人のビザ免除制度の停止。