Q.「EU旅行のトランジットでベトナムに入国する際のビザの購入は必要ですか?」
日本からヨーロッパに旅行に行きます。その際、1ヶ月以内に往路・復路共にベトナムで乗り継ぎします。
この場合は、観光ビザの購入が必要ですか?また、シングルエントリーかマルチプルエントリーはどちらを選べば良いでしょうか?
A.「乗り継ぎは場合によりけり。ビザ・招聘状の準備さえしておけば万事安心です。」
日本から西側諸国へ行くための中継地点としてベトナムでトランジットするケースが多く、弊社にも同様の問合せが多く寄せられます。
様々なケースが想定されますので、100%必要・不必要を断言することは出来ません。ベトナムの空港や入国対応は時々によって異なり、ネット記事に書かれている内容やご友人からの体験談が必ずしもご自身に適用出来ないことがあります。
ですので、弊社ではトラブルを避けるために東京ベトナム大使館や大阪&福岡総領事館でのビザの事前取得、または空港でアライバルビザ取得のための招聘状準備を推奨しています。最低でも、保険として招聘状(インビテーション・レター)さえ手元に準備しておけば、いつでも現地空港でビザを申請できます。
基本的には帰りの2度目のトランジットでシングルの観光ビザをアライバルビザで取得すれば問題ないです。しかし、心配性の方や復路での手間を省きたい方は、1度目のトランジットでマルチプルの観光ビザを購入される方もいます。
詳しい解説は以下ご覧ください。
トランジットでビザ・アライバルビザの購入が必要なケース
1. 乗り継ぎ時間を使ってベトナム国内で観光する場合
まず、トランジットで入国するには乗り継ぎ時間が最低6時間以上と定められています。日本人の場合は、査証免除制度により往路の1度目の入国ではビザは必要無いですが、復路で30日以内の2度目の再入国の場合はビザの購入が必須です。
2. ベトナムの空港で別の航空会社便に乗り換える必要がある場合
日本⇨ベトナム⇨欧州と運行会社が場合、航空券は別刷りになっておりベトナムで入国が必要です。日本出発時点で通しでの発券が出来ないため、ベトナムで入国審査、預け荷物のピックアップ、搭乗手続きの流れを踏みます。
3. パスポートの有効期限満了が6ヶ月未満の場合
パスポートの残存期限は6ヶ月を切っている場合は、日本からベトナムに向けて出国できない可能性があります。チェックインカウンターで、取得済みのビザを提示するか、経由空港でのアライバルビザ取得を証明する招聘状を提示することが出来ず搭乗拒否になるケースもあります。
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